矢山利彦コラム

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今回は白穏禅師が白幽仙人から伝授された内観の秘法を その著書「夜船閑話」より紹介します。

ヒーリングへの道しるべ  2009年6月 『ほろとろぴっく通心』より
今回は白穏禅師が白幽仙人から伝授された内観の秘法を その著書「夜船閑話」より紹介します。

今回は白穏禅師が白幽仙人から伝授された内観の秘法をその著書「夜船閑話」より紹介します。「床に入り、眠りに入る前に、両脚を長く踏みそろえ、一身の元気を臍のまわりから気海丹田、腰、股や両脚から足の裏に下し充して、つぎのように何回もくり返しくり返し内観するのである。
①わがこの気海丹田腰脚足心、まさに是れわが本来の面目、面目なんの鼻孔かある。
②わがこの気海丹田、まさに是れわが本分の家郷、家郷なんの消息かある。
③わがこの気海丹田、まさに是れわが唯心の浄土、浄土なんのの荘厳かある。
④わがこの気海丹田、まさに是れわが己身の弥陀、弥陀なんの法をか説く」

白穏禅師の言葉も味わい深いものですが、現代人にわかりやすいよう意訳してみましょう。

①わたしの気海丹田から腰足裏まで呼吸とともにすばらしい気のエネルギーが充満していく。
②わたしの気海丹田、これこそ生命エネルギーの根源。
③わたしの気海丹田、これこそ真の心の置きどころ。
④わたしの気海丹田、真の心は宇宙に通じる。

「このように何度も何度も打ちかえし、繰り返し、観念し、想像力を集中するのがよい。観念想像力構造の効果がつもって現れてきたならば、一身の元気はいつしか、腰や脚部や足のうらに満ち満ちて下腹部の丹田はヒョウタンのように、かたくなってくるのである。このように、内観の秘法を一心に、真剣に、切に修する者は、二、三週間にして今までの苦悩、不快、神経衰弱、心臓病などあらゆる難治の病の症状が、底をはらったように全治するものである。もしもこれが偽りならば、この老僧の首を斬りとってもちさるがよい」とあります。

白穏禅師が首を賭けてまでよいといいきった「内観の法」は一定の言葉をくり返して、イメージ力によって、臍下丹田に気を集めてくる訓練法です。これは、現代の自律訓練法に見られる、手の温感、足の温感、下腹部の温感を「温か~い」という言葉を繰り返して、次々に体に感じていく訓練とほぼ同じです。

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