矢山利彦コラム

HOME > 矢山利彦コラム > ヒーリングへの道しるべ  2010年1月 『ほろとろぴっく通心』より
前回より続く

ヒーリングへの道しるべ  2010年1月 『ほろとろぴっく通心』より
前回より続く

これは面白いと、その場にいた副院長の重田君を腹ばいに寝かせ、刀を背中にかざすと、痛いくらいに「気」を感じるという。そこで背中の邪気をはらうように背中の上で数回振っただけで、彼はシャワーを浴びた後のようなサッパリとした顔つきになり、「体験したことがないほどスッキリした」と言った。彼とは、これまで数えきれないほど「気」の実験を繰り返しており、その「気」に対する感受性は確かなものである。

この結果に気を良くして、さらに数名に同じように刀を振ってみると、同様の効果が見られた。これが、私が刀の「気」に目覚めた瞬間だった。刀によるヒーリングは初めてで、少し自分の「気」の流れに違和感が生じたが、小周天の気の流れを順、逆に流すように刀を振ると、瞬く間に自分の「気」の流れはベストの状態となったのだった。こうして日本刀によるヒーリングと気功法の原型が、1時間もたたないうちにできてしまった。
それから、夜になると日本刀を持ち、さまざまな振り方で振り、そして自分の「気」の流れの変化を観察する日々が続いた。発見したことのうち大切なポイントを述べてみる。

①刀の持ち方は、両手に気のボールをもって立禅をした状態から、その気分をできるだけ保ちながら持つ。こうすると親指と人指し指は曲げずに、むしろ少し伸ばしたほうが「気」がよく通る持ち方となり、背骨と刀が「気」で繋がったようになる。ガッチリ刀を握り締めると「気」が通っていかない。
②刀を正眼に構えて立禅すると、普通の立禅の何倍も「気」が高まる。
③小周天を意識して刀を振ると、小周天の「気」がすごいスピードで回りだす。
④刀の刃を上に向けた持ち方で切り上げると、小周天は女性タイプ(体の前面を下から上昇してゆき、頭頂から体の背面を下に下降していく回り方)に回りだす。
⑤刀を水平に振ると、振った方向の螺旋状の「気」の流れが体の周囲に生じる。つまり、大周天の「気」の流れが一気に高まる。

(つづく)

ショッピングサイトへ ページの先頭に戻る